玉ねぎのお話
今週、大橋園芸では玉ねぎの種蒔きが始まりました。
玉ねぎには早生(わせ)と晩生(おく)があります。
最近は極早生や超極早生とゆう品種もありますが、一般的に生で食べておいしいのが早生。
甘くて水分が多く、葉の一枚一枚に厚みがあります。
だいたい3月下旬から5月上旬に収穫して夏までしか保存できません。
一方、晩生の玉ねぎは葉の厚みが薄く、水分は少なく、生では辛みがあります。
しかしこの辛みは熱を加えると甘みにかわります。
炒めもの、煮込み系にはこちらのほうが一般的ですね。
5月下旬から6月中旬収穫で長いものは翌年の4月まで貯蔵可能です。
大橋園芸では
早生玉ねぎのソニック(タキイ種苗)
中晩生のネオアース(タキイ種苗)
晩生のもみじ(七宝種苗)
赤玉ねぎの猩々赤(しょうじょうあか)(タキイ種苗)
のラインナップで11月上旬より苗として売り出されます。
JAのグリーンセンターでお買い求めいただけます。
種蒔き風景などまた載せますね。
追記
近年大きくなりすぎた苗を売っているのを目にしますが、種蒔きの時期を早めすぎた苗はトウがたつ(ネギぼうずができて花が咲く)ことがあります。
せっかく植えてもトウがたってしまうとスカスカの玉ねぎになってしまいます。
だいたい苗の太いところ(玉ねぎになる部分)が5ミリくらいなら大丈夫です。
購入の際はご注意ください。